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お洒落なインテリアに習う、部屋作りの基本14個

お洒落なインテリアに習う、部屋作りの基本14個

ヴィンテージの家具、部屋を照らす照明。素敵な空間はいつまで居ても飽きない。本とコーヒーがあれば、何時間でも居られる。僕は過去に国家公務員を辞め、その足で家具屋の面接に行ったくらいインテリアが好きだ。今日は知っておくだけで部屋の印象をガラリと変える方法を紹介していく。

この記事の目次

天井の照明をオレンジにする

一番簡単に部屋の印象を変える方法は、部屋の照明を蛍光灯のような青白い光から、温もりのあるオレンジ色に変えることである。青白い光は部屋全体をはっきり映し過ぎるため、生活感がでやすい。天井にカバーごと付いている照明器具ならば、LEDライトを使って簡単にオレンジ色にすることができる。

天井から照明を垂らす

可能であれば、照明を天井から垂らしてみてほしい。空間を活かすことで天井が高く見える。ただし、照明の光の強さには注意してもらいたい。垂らすのであれば、メインの照明ではなく、サブ的な要素で使用すること。

間接照明を使う

天井の照明をオレンジに替えると、雰囲気は良くなるがメリハリが足りない。メリハリをつけるために間接ライトを使うと一気にオシャレ度がアップする。デスク周り、それから小物を飾っている場所、写真やポスターが飾っている場所の3ヵ所に照明を当てることがポイント。

植物を置く

どんな無機質な空間でも植物を置くだけでガラリと雰囲気が変わる。作られたような空間でも、植物がもっている自然の色味があることで部屋が活きてくる。小さい植物であれば、ダイニングテーブルやチェストに置くと効果的である。花を飾るのであれば、花瓶にさして、1ヵ所に置いとくだけでも十分存在感がでる。80cm以上の植物を1つ置くと尚良い。

部屋のトーンを揃える

部屋のイメージが決まっていなければ、先に自分の好きなスタイルを見つけることをお勧めする。スタイルが決まっていないければ、全体のトーンが合わず、ちぐはぐな印象になってしまうからだ。インダストリアル系の中にアジアンテイストの家具があるなど、インテリア上級者でもない限り、トーンを合わせるのは難しい。自分のスタイルを探す方法でおススメなのは、Pinterestを使って、自分が気に入ったインテリアにチェックを入れていくことだ。そうすれば後で見返したときに、自分がどんなスタイルに興味を持っているか判断できる。

あとは雑誌の「BRUTUS」「Casa」は頻繁にインテリア特集をしているので目を通しておくと良い。編集者が選び抜いたインテリアが紹介されているのでパラパラ見ているだけでも楽しい。

壁に絵を飾る

部屋のトーンの揃えているのに、何かもの足りないのであれば、壁にポスターや絵を飾るのも良い。ポスターであればそのまま壁に貼り付けるのではなく、安い額でもいいので入れること。小さいサイズのものは、ボードに何枚か貼り付けることで一体感がでる。ポストカードは、バラバラのサイズのものを用意し、ランダムに貼り付けること。きれいに揃えてしまうと、アクセントにならない。

小物の置き方を工夫する

小物を飾り方を間違えると、逆にごちゃごちゃした印象になりかねない。棚に飾るのであれば、1つ1つもの引き立つように、隙間を空けることがポイント。何段に分けて飾るのであれば、ある程度グループごとにまとめたほうが統一感がでやすい。大きいサイズのものを棚の一番上から並べていき、似た雰囲気のものや素材が一緒のものがあれば、近くに寄せるとまとまりやすい。

ベランダ側の窓を広く使う

一人暮らしの部屋では、ベランダ側から光が多く入る。この光を遮ってしまうと開放感が無くなってしまうので、できるだけ広く開ける努力をすること。部屋のスペース的に厳しいようであれば、片側だけデスクテーブルでふさぐのは問題ない。また低いベットであればベランダ側をふさいでも、そこまで窮屈にならない。チェストは大きく遮ってしまうのでベランダ側には向かない。

生活感があるものは隠す

部屋のトーンがそろってくると、同じ系統でないものが目立つ。特に漫画や化粧品などのプラスチック用品があると、おしゃれな空間が作りにくい。生活感があるものはボックスに隠し、必要なときに取り出せるようにする。

カーテンはシンプルに

カーテンはできるだけシンプルなものが良い。部屋の印象を大きく左右するものなので、柄物ではなく、無印良品で売られているカーテンなどを選ぶと他の家具と喧嘩しにくい。遮光カーテンは機能的にすぐれているが、オシャレな部屋には向かない。種類がいくつかあるが、裏地が灰色のものが多く、生地も厚いため部屋全体の印象が重くなりやすい。スタイリッシュを求めるなら、少々値は張るがブラインドカーテンがおススメ。

ラグをひく

ソファーの前にラグを引くことで、人が集まるスペースができる。その空間を軸に部屋を見るので、部屋全体に統一感とリズムが生まれる。注意したいのは、ラグの素材と色合いである。部屋に与える印象が強い分、選び方を間違えると統一感が無くなるので気を付けること。

家具同士をくっつけて置かない

部屋が窮屈にみえる原因には、家具と家具の間に隙間がないことが多い。最低でも5cm以上は隙間を空けること。そうすればそれぞれの家具が引き立つ。隙間を空けるスペースがなければ、家具の上に置けるものがないか探してみる。家具を上に積むことで部屋に高さがでるため、天井が高く見えるメリットもある。意外と圧迫感も出ないので試してほしい。

1脚だけはデザイナーズチェア

同一のトーンであったり、シンプルなスタイルを選んでいるなら、デザイナーズチェアは良いアクセントになる。定番で言えばイームズチェアやセブンチェア、アントチェアなどは合わせやすい。特にオリジナルにこだわらなくても、リプロダクトであれば安価で購入できる。

壁の色を変える

賃貸の物件だと厳しいが、壁の色を変えてしまうのも方法の1つ。ただし、選ぶ色を間違えてしまうと取り返しのつかないことになるので、プロの人に相談して塗ることをおススメする。

最後に

すぐにオシャレなインテリアに近づけたいのであれば、まずは部屋の照明を変えること、それから植物を置くみることから始めてほしい。この2つはすぐに部屋の雰囲気を変えるので、効果が実感しやすい。あとは自分の好きなスタイルに合わせて上記のポイントを押えてもらえれば良い。友達が遊びにきたときに必ずSNSでアップされるはずだ。