東京で一人暮らしするなら仙川をオススメする5つの理由
仙川に住み始めてもうすぐ2年が経つ。そして僕はこの仙川が大好きだ。いままで家賃が安くて、駅が近ければどこでもよかった僕が、仙川に惚れ込んだ理由を淡々と書いていく。これから東京で一人暮らしをする女性で、どこに住もうか迷っている方はぜひ参考にしてもらいたい。
それでは仙川がいかに住みやすい街か、以下の目次に沿って説明していく。
交通の便利さ
住む場所を決めるのに、都心までの近さは重要である。いくら住み心地が良くても、通勤、通学に時間がかかってはストレスになるからだ。仙川駅は2015年9月から区間急行が止まるようになり、新宿まで最短で18分で行ける。特に平日、朝6時~8時の間は区間急行の本数も多い。ちなみに快速の場合でも25分もかからない。
ちょっとした買い物なら、新宿まで行かなくても調布にあるパルコでも十分。調布までなら快速で5分で行ける。さらに仙川は小田急バスが通ってるため吉祥寺や三鷹までのアクセスも良い。
家賃の安さ
家賃は、住む部屋のレベルによって変わるので何とも言えない。それでも仙川には格安物件が多い。ちなみに僕が住んでいる部屋は、1DKで5万円ちょうど(7畳の部屋とキッチン、ユニットバス付き)。管理費もないし、敷金礼金もたった1ヵ月ずつだ。さらに駅まで7分という好立地。こういう物件が人が動く時期(新年度や新学期)に見つけることができる。
余談だが、不動屋さんに仙川の家賃事情について聞いてみた。驚くことに仙川全体の家賃は下がっているという。いま住んでいる家も、僕が入居するまでは5万5千円だったらしいが大家さんの意向で5千円下げたとのこと。お金を持っていない学生や若い人が仙川に多い理由も納得できる。
お店の充実
仙川の最大の魅力は、お店の種類が豊富なこと。しかもほとんどが仙川駅から10分以内にアクセスできる。それではどんなお店があるか詳しくみていく。
スーパーの数は脅威の5つ
仙川駅から10分圏内にスーパーが5つもある。しかもスーパー同士の距離も近い。
- 京王ストア(徒歩0分)
- 西友(徒歩1分)
- 丸正(徒歩2分)
- クイーンズ伊勢丹(徒歩3分)
- 食品館あおば(徒歩6分)
西友に関しては24時間営業なので、帰宅が遅くになっても買いに行けるのは嬉しい。丸正など一般的なスーパーから高級食材が揃っているクイーンズ伊勢丹など商品のラインナップも豊富だ。また、どのスーパーにも割引タイムが存在するため、スーパーをハシゴすれば食費を安く抑えられる。
※丸正は2018年3月18日をもって閉店しました。
カフェの街、仙川
仙川ではカフェに困ることはない。駅を出て1分以内にスターバックス、猿田彦珈琲、星乃珈琲と有名どころのカフェが現れる。さらにその裏にはカルディとフレッシュネスバーガーと続く。万が一、ここのカフェがいっぱいでもがっかりしないでもらいたい。すぐ横の商店街に入れば、珈琲館、ドトール、イタリアントマトカフェと休憩する場所はいくらでも見つけることができる。
食のジャンルが幅広い
仙川に多いのは、スーパーやカフェだけではない。飲食店の数もはんぱじゃないのだ。おしゃれなレストランから昔ながらの定食屋まで幅広い。そして商店街には、松屋やすき家、大戸屋、ココイチ、ラーメンせい屋など、学生が喜びそうなお店も多くある。
有名店といえば、角食パンに行列ができる「AOSAN」、それからラーメン好きにはたまらない「ラーメン次郎」だろう。これ以外にも紹介したいお店はたくさんあるが、長くなるのでまた別の機会にしようと思う。
なんでも揃うホームセンター「島忠」
大型のホームセンターは広大な敷地が必要になるため、多くの場合、駅や居住区から離れたところに建てられる。ところが仙川の島忠は駅か5分という近さ。仙川に住んでいれば車に乗らなくても歩いていける。もちろん日用品から家具まで何でも揃う。
個人的に嬉しいのは、DIYの材料が豊富なこと。材料はその場で切ってくれるうえに、インパクトドライバーなどのDIYに必要な道具が借りられることもでできる。部屋を安くカスタマイズしたい人にとって、これだけでも価値があるのでは?
疲れを癒すなら温泉「湯けむりの里」
仙川駅から8分ほど歩けば温泉だってある。駅からこれだけ近い距離に銭湯ではなく、大型の温泉施設があることに驚くだろう。温泉には、露天風呂やサウナはもちろん、ジェットバスや電気風呂などリラクゼーション系のお風呂も多い。施設も充実していて、マッサージやあかすり、ヘアーサロンからお食事処まで揃ってる。深夜2時まで営業しているので、仕事が遅くなっても大丈夫。
歩いていける「ユニクロ」と「無印良品」
街の中にユニクロと無印良品があるのは女性だけでなく、だれでも嬉しい。それが駅から1、2分のところにあれば尚更だ。いつも必要ではないが、近くにあると安心するブランド。
安全性
安全性について説明するは難しいが、基準として住んでいる人の人柄や街の雰囲気から感じ取れるのではないか。住んでいる人は、若いファミリー層や学生が多い。近くに桐朋学園や白百合女子大学があるのが影響してか、男女比率も女性が多い印象。言い過ぎかもしれないが、6対4で女性が多い気がする。年齢層も全体的に若い。
住んでいる街に女性が多いと自然と街全体の雰囲気が明るくなる。浮浪者やあやしい外国人も見たことがない。街全体がクリーンなイメージ。ちなみに警察庁が公表している犯罪情報マップでも、仙川の犯罪発生率は非常に低いのがわかる。
自然の多さ
街中は特に緑が多いわけではない。どちらかと言うと全体的に街路樹などバランス良く植えられている。仙川駅から少し離れたところには河川の仙川や野川があるが、そこには緑が多く、ランニングすると気持ちが良い。
仙川の足りないところ
なんでも揃っている仙川だが、すべてが完璧というわけではない。どの街にも必ず1つや2つは足りないところがあるはず。ということで「仙川の足りないところ」も挙げておく。これは完全に個人的意見なので、人によっては当てはまらない可能性は大いにある。そのときは読み飛ばしてもらいたい。
勉強できる図書館がない
席に座って勉強できる図書館がない。もちろん本を借りる図書館はあるが、勉強スペースがついていない。都内では、勉強スペースがある図書館のほうが珍しいのかもしれないが、何か集中して勉強したいときにあると助かる。
ヤマダ電機のような家電量販店がない
仙川には、大きな家電量販店がない。島忠の中に入っていそうだが、テレビやパソコンなどの家電は取り扱っていないのだ。ネットで購入するにしても、事前に実際に大きさや操作性を確認してから購入したいもの。そういったときに家電量販店が近くにないのは残念である。
街がコンパクトなので知り合いに会いやすい
仙川は、非常にコンパクトな街だ。それは便利な反面、同じ場所に人が集まるため友人・知人に会いやすい。ほとんど人は問題ないと思うが、中には気にする人もいるかもしれない。
マクドナルドがない
これは完全に個人的な意見だが、仙川にはマクドナルドがない。正確に言うと2015年12月に閉店してしまった。たまに訪れるダブルチーズバーガーが食べたくなる衝動は、男性諸君にはわかってもらえるだろう。フレッシュネスバーガーやモスバーガーならあるが、あれは「料理」であって「ジャンクフード」ではない。強烈に食べたくなるからこそ「ジャンク」なのだ。
さいごに
これから東京で一人暮らしを始める女性に向けて、「住むなら仙川最強説」を書かせてもらった。この記事を読んで少しでも気になったら1度仙川を歩いてもらいたい。僕が惚れてしまったみたいに、あなたにも住みたいと感じてもらえれたら嬉しい。